NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年3月12日放送の138話で、雁助と“うめ”がシェイクハンドしていました。

 

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雁助が加野屋にやって来た

ヒロインの白岡あさ(波留)の嫁いだ加野銀行の前身、加野屋の元大番頭である雁助(山内圭哉)が、意識不明の重体から回復して加野屋に挨拶に来ました。加野屋の面々は大喜びで代わる代わる雁助に挨拶をしては回復を喜び合い、昔話に花を咲かせていたようです。雁助としても大旦那、白岡正吉(近藤正臣)に挨拶ができたと喜んでいます。仏壇に、ですね。

あさもあさの夫の新次郎(玉木宏)も同じで、特にあさは自身も病院に入院し一時は危篤状態に陥っていたことから、似た境遇(よくない意味で)でしたから何かシンパシーのようなものを感じているのかもしれません。お互い「大概にせなあきませんで」と。

話が弾む中、雁助たちにお茶を持ってきたのは女中の「うめ(友近)」です。雁助とうめは相思相愛の仲ですが、雁助が加野屋を辞めるときにうめは雁助に付いて行かず、あさの側にいることを選んでいます。色恋にはてんで疎いあさでも気がつくくらいに、雁助とうめの想いは強かったのですが……。

うめがお茶を持ってくると、あさはわざとらしく「ああ! そうや、うち仕事が! 旦那様もだすな」と突然に新次郎を誘って席を外します。雁助とうめに気を遣ったんですね。

二人きりになった雁助とうめはお互いの近況を話し始めます。雁助は奥様のツネ(松永玲子)とは「寄りを戻したわけじゃあらへんのやで。一緒にいるのもお互いの稼業とお金の都合だけで一緒にいるだけで。惚れた腫れたというのももう何も……」と言い訳?を言っていました。雁助は、一度は逃げられたツネから娘のツゲ(舞羽美海)の大病を患ったため、加野屋を辞めることにしています。

話を聞いていたうめは「シェーハンいたしまへんか」と雁助に言います。シェーハンとは、シェイクハンド、つまり握手です。うめ曰く「異国では友情の証だそうです」だそうです。うめからシェーハンをすることを提案したということは、二人はこれからも友人だということであり、雁助と恋や結婚をすることはないという意思表示でもあるでしょう。

雁助はそれを受けて立ち上がってうめと向き合い、シェーハンをし、さらにうめを抱きしめていました。抱きしめるのはちょっと余計だった気もしますが……。解かれたうめは「さようなら」と言い、部屋を去って行きました。お別れです。

 

藍之助は帰郷

あさの姉、眉山はつ(宮崎あおい)の次男坊、養之助(西畑大吾)が軍隊から「新兵証書」を受け取り、いよいよ本格的に入隊する日が近づいてきました。

はつの義父である眉山栄達(辰巳琢郎)は一人、和歌山から大阪の白岡家にやって来て、加野銀行で働く藍之助に帰ってきて欲しいと懇願しています。栄達が言うには、自分が老い、一番の働き手である養之助が軍隊に行くとなると、はつと惣兵衛(柄本佑)しか動ける人間がいなくなってしまい、二人だけではとてもじゃないけどみかん農業を切り盛りできないというのです。

それを聞いた藍之助は、文句を言わず栄達と実家の和歌山に帰ることに決めました。おそらく以前の藍之助なら少しは抵抗や迷いがあったでしょうけれども、栄達の妻、藍之助の祖母である菊(萬田久子)が亡くなったことが、彼の抵抗感をなくさせていたのだと感じさせます。

 

おわりに

あさの娘、千代(小芝風花)の初恋の人、東柳啓介(ひがしやなぎけいすけ、工藤阿須加)は137話でしたか、白岡家にやって来ていました。立ち寄ったステーションで加野銀行の看板を見たとか何とか言っていたでしょうか。

新次郎や榮三郎(桐山照史)、よの(風吹ジュン)たちとも顔合わせをして、皆から好印象だったようです。新次郎は娘を手放したくないので、交際は認めようとはしませんけれども、人の良い男性であることは認めざるを得ないようで……可愛らしいです。

田村宣(吉岡里帆)たちが調べたところでは、東柳くんは子爵「東柳家」の次男坊だそう。「元はおうじ藩(漢字不明)一万石のお殿様で、この啓介さんも成績優秀、今は帝国大学法科に通っておられます」とのこと。以前は同級から華族と言われていましたね。家柄は申し分がなくしかも次男ということで、華族の子息が加野屋の婿に来てくれるのかどうかの問題も、大きな足枷にはならないだろう、とあさたちはと大変に乗り気の様子です。新次郎を除いて。

しかし次週予告を見る限り東柳は……という。よのさんも亡くなりそうな描写もありましたし、まだまだ波乱がありそうです。

 

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